これから需要が高まる仕事、職種として福祉関係は外せないでしょう。
高齢化が進むから、というだけではありません。高齢化が落ち着いてからでも、介護施設の利用者や福祉施設の利用者は減らないと思うからです。
その理由にはいくつかあります。
まずは核家族化が当然になってきている社会状況です。
以前の日本では三世代が同居しているのが一般的でした。
三世代が同居してる状況であれば、誰かが介護と家事に従事することで他の家族の負担が減り、自宅介護がそれほど難しくなかった為福祉施設は不要でした。
しかし現代では核家族化が進み、介護に従事できる家族がいる家庭はごく少数になっています。
また、共働きなどで女性も社会で働くことが増えてきている現代では、仕事をしながらの介護も難しいのが現状です。
家庭内で出来る介護には限界があります。
中には介護のために仕事を辞めざるを得ない、といった話も少なくありません。
これからの社会を考えても、福祉関係の仕事は増えることがあっても減ることはないと思うのです。
減ることがない職種ではありますが、資格が必要な職場もたくさんあります。
そのため、福祉関係の資格を取得しておくと将来的に職に困るということは少なくなるでしょう。
また、仕事のみならず、将来実親の介護が必要になった時などでも役立つことがあるのではないでしょうか。
家族の体調の変化などを早く察知することが出来、的確な判断出来るようになります。
今のところヘルパーなどの資格は比較的取得しやすい状況ではありますが、資格取得は年齢が若い方が有利なものです。
これはどの職種でも同じですが、思いついた時に行動を起こしておくことが大切です。
資格には現場で必要なもの、スキルアップする際に必要なものなど段階ごとにあります。
年齢が若い、または体力があるうちは現場で働き、キャリアを積むことで専門に特化したデスクワークなども可能です。
将来の道に迷っている人は、挑戦しておいて困る資格ではないと思います。(福祉系の仕事についてはこちら

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